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ヒーロートレーディングはドライウォール工法を専門とするビルダーです。

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ドライウォール・フィートモジュール2×工法・木製サッシ・木製玄関ドア・木製室内ドア・無垢材フローリング・無垢材モールディング・無垢材の階段など・・・・・。



大工さんの建て方 フレーミングの作業紙や新と解説。

大工さんスタート!!

本日から大工さんが入りました。大工さんはいつも同じ大工さん。本日は親方と親方の孫娘の旦那さん。その他、親方の息子と、孫。なんと三代の大工一家です。まずは、基礎の墨だし。基礎の天端に土台敷く位置を印します。土台は図面に合わせてプレカットされてげんばに届きます。墨出しは、基礎とは関係なく、図面に基づいて行われます。すなわち、土台と墨出しは、基礎に関係なく図面を元に行われるのです。その結果、基礎が曲がっていれば土台は基礎の天端からずれてしまうのです。基礎屋さんの腕がここではっきりと分かるのです。最後写真ですが、土台は基礎の真ん中に乗っています。基礎屋さん良い仕事ですね。一流メーカーさんでも曲がっている基礎結構あるんですよ。土台は、防蟻材が加圧注入されています。昼から雨が降ってきたので、床合板をシートで覆いました。





















大引き・根太・防蟻・束

本日は晴天。とても気持ちの良い一日でした。昨日の雨で基礎内部に少し雨が溜まったので、大工さんが朝から水かき。その後私が掃除機で残りの水を吸い取り、とてもキレイになりました。次は、大引きに束を着けて定位置に配置、束はボンドで固定。まだあるんです。この次は根太を大引きに着けて、断熱材、そして床合板。これで1工程が終わりとなります。
その後、防蟻屋さんが来て防蟻材の塗布。弊社の防蟻材は、除虫菊成分の天然物。職人さんは静岡の浜松から来ています。まあ、いい値段なので遠方から来ても合うのかな??いや、そんな詮索をして行けませんね。浜松餃子のおいしいお店教えてもらいました。石松が有名らしい!!




















大引き・根太・金物固定・不陸調整・束固定・基礎内掃除・雨対策

本日は根太取付を行い金物を釘で固定。交差する部分1か所につき、20本のクギを使いますので果てしない作業です。次は親方が不陸調整を行います。束はジャッキのように高さ調整が出来るので最終最後にさの高さを全てチェックするのです。チェック後に束のボルトで固定していきます。この本数ですので大変です。ここまで行うとやっと断熱材。そして床合板となります。プレカット材なので、一見簡単そうですが、ここまでにいくつも工程があるのです。最後は本日の工程で基礎内部に多少落ちた木屑などをブロアーで掃除。
最後の写真は雨対策。またまた明日は雨の予報。基礎や材料全てはシートで被い、本日の作業終了です。腰が痛ーい!!






















断熱材・1階床

断熱材はカネライトスーパーE3 厚さ60o。一応、東北地方でも省エネが取得できる物です。断熱材はプレカットされて現場に搬入されます。プレカット断熱材は、床根太間に隙間なく入るので気密性が高くなります。それでも稀に隙間が発生しますが、今回は2か所ぐらい極々僅かな隙間が発生しただけでした。その隙間は勿論、断熱材スプレーで補修し且つ、防水気密テープでも補修しました。ちなみにこのプレカット断熱材は、脚でぎゅうぎゅう押し込まないと入りません。
断熱材の次はやっと1階の床となります。




















1階壁墨出し・防水気密テープ・撥水材・1階壁

床ができると。次は1階の壁を建てる位置に墨出しをします。次は、防水気密テープ。これは床合板の継ぎ目全てに貼ります。目的は気密性を高める為です。床下断熱材はプレカット材で隙間なく施工されて、気密性はほぼ問題無いのですが、それでも床下の空気が室内に入らないようにこの気密テープを施工しています。この気密テープ1本500円ぐらいするので施工しない会社も多いですが、念の為です。
中央の写真は撥水材。ツーバイフォーは、屋根が架かるのが遅く、雨対策で施工しています。ここまでやって、やっと1階の壁が建てられます。






















外壁完了・本物のツーバイフォー住宅 スタッド間隔406o

1階の外壁が完了しました。スタッド(壁内にある柱)間隔は、406oピッチとしています。これが北米と同じ、フィートモジュール2×4工法。本物のツーバイフォーです。(北米の家は、2×6が殆どです)これは、本物のドライウォール施工を行うに当たり必須のモジュールなのです。後々の施工で解説いたします。
日本の尺モジュールのツーバイフォーですと、スタッド間隔は455oとなります。フィートモジュール406oと比べると家全体で13%ほどフィートモジュールの方がスタッドが多くなります。壁内のスタッドが多いほど、耐震性が高くなる事は言うまでもありません。日本のツーバイを偽物とは言いませんが、明らかに北米の本物のツーバイとは異なります。
なぜ、日本のツーバイが本家本元のフィートモジュールから尺にモジュールになったのでしょう??
日本でツーバイを行う時に、大工さんがフィートモジュールに対応できなかったのです。日本の大工さんは尺でしか対応できず、455oピッチに変えてしまった経緯があります。確かに、フィートモジュールの図面を見ると小数点2位、3位の寸法が存在します。尺モジュールでは有り得ない数値です。
ツーバイの大工さんでもフィートに対応できる人は少ないです。作業したとしても、とても遅くなってしまいます。よって日本では455oピッチとなってしまったのです。アメリカの住宅関係者が日本に来てこの455oピッチのスタッドを見て不思議そうに言います。これはツーバイフォーなのかと。





























内壁完了

室内では内壁の垂直を調整。外ではポーチ部分の外壁合板カット及び取付。内壁は全て完了です。明日は2階の床が搬入されます。
















床根太406ピッチ・床合板4××8・養生

本日は朝から足場工事。2階の壁が完成するまで足場倒壊の恐れがあるのでシートはホコリが飛ばないようにお隣の家との境のみ行います。
2階床根太のピッチも406oです。この家のスタッド、2階床根太、2階天井、屋根タルキ全て406oピッチとなります。ここまでやると日本の一般的なツーバイと比べ家全体で13%ぐらいの材料が増える事となります。これが本物のツーバイフォーです
2階床合板は4×8と大きな物を使います。なぜ??つなぎ目が少ない方が、耐振性は高くなります。
中央の写真の白い物は1階の床の継ぎ目に貼った防水気密テープ。1階の床は床下からの空気の流入を防ぐ目的で施工しますが、2階の床にこのテープを貼っても意味が無いのです。ツーバイなので雨対策で貼っています。勿論、撥水材は床全体に塗布しています。念には念を入れてですね。
最後は、雨対策のシート張り。これにて本日の作業終了です。

























2階壁

2階の壁のスタッドも406ピッチ。
















屋根垂木

屋根垂木のピッチも406。この家の柱、根太、垂木などは全て406ピッチで配置されています(日本のツーバイは455ピッチ)家全体で使う木材は約13%ほど多くなります。耐震性が高くなるのは言うまでもありません。

















野地合板・ルーフィング

野地合板が終わると、屋根に防水シートを被せます。
















煽り止め金具・タイベックシルバー

根や垂木と外壁合板には煽り止めと言われる金具を取付ます。1つの金具に8つ釘を撃ちます。その箇所100か所ぐらい??これも根気のいる作業です。
外壁には、透湿防水シートを張ります。弊社ではタイベックシルバーを標準としています。一般的に使われている白いシートと比べ遮熱効果が期待出来るシートです。なんと白いシートと比べ価格はちょうど2倍となります。





















以上で建て方偏を終了いたします。次は 内部造作編 をご覧ください。


内部造作編 ドライウォールの作業写真などがご覧になれます。

基礎編 基礎工事の作業写真と解説

完成編 完成写真がご覧になれます。(動画付)


リターン